静高2戦連続逆転で50年ぶり8強!木更津総合毎回の14安打実らず

[ 2015年3月27日 11:18 ]

<木更津総合・静岡>静岡先発・村木

第87回選抜高校野球大会2回戦 静岡4―2木更津総合

(3月27日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会第7日は27日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、第1試合は、16年ぶり15回目出場の静岡(静岡)が4―2で44年ぶり2回目出場の木更津総合(千葉)を破り、1965年以来50年ぶりのベスト8進出を決めた。静岡は22日に行われた1回戦の立命館宇治(京都)戦に続く2試合連続の逆転勝ち。

 1点を先制された静岡は4回、先頭・鈴木の安打と犠打などで2死二塁とし、堀内の左前打で同点。さらに安本の左越え二塁打で2―1と逆転に成功すると、5回には2死一、二塁から大石智の左翼線二塁打で1点を加え、2点をリード。9回には2死満塁から相手投手の暴投で1点を加えて逃げ切った。

 木更津総合は3回、先頭・早川の安打と犠打で1死二塁としてから石井の中前打で先制。2点を追う7回には、2死から死球と石井のこの試合3本目となる安打で一、二塁とチャンスを広げたが、あと1本が出ず。8回には2死満塁と攻めたが、やはり決定打に欠いた。9回には3安打を集中して1点を返すなど毎回安打となる14安打を打ちながら、静岡の先発右腕・村木に要所を締められ、13残塁で涙を飲んだ。

 静岡の2年生エース村木は9回で14安打を打たれながらも2失点で、2試合連続完投勝利。木更津総合の4番を打つプロ注目の檜村は、1回戦の岡山理大付(岡山)戦で本塁打を放ったが、この日は5打数1安打2三振に終わった。

 

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