浦和学院、逆転で2年ぶり8強 江口2試合連続完投勝利

[ 2015年3月27日 15:45 ]

浦和学院先発の江口

第87回選抜高校野球大会2回戦 浦和学院5―1大曲工

(3月27日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会第7日は27日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、第3試合は、2年ぶり10回目出場の浦和学院(埼玉)が春夏通じて甲子園初出場の大曲工(秋田)に5―1で逆転勝ちを収め、優勝した13年以来2年ぶりとなるベスト8進出を決めた。

 1点を追う浦和学院は3回、1死二、三塁から諏訪の一、二塁間を抜く右前への2点適時打で逆転。さらに台の左犠飛で1点を加えて2点のリードを奪うと、5回には右翼線三塁打で出塁した先頭・荒木が続く西野の中前適時打で生還してリードを3点に広げた。さらに8回には、安打と犠打、相手投手の暴投で築いた2死三塁の場面で津田が右翼線に適時二塁打を放って突き放した。

 大曲工は初回、赤川の左越えソロ本塁打で先制したが、得点はその1点だけ。3回2死三塁で武田が打ち上げた右翼へのファウルフライがスライディングキャッチされるなど、相手の美技で追加点のチャンスを逃す不運もあった。

 浦和学院のエース江口は、9回で10安打を浴びながらも、初回に浴びたソロ本塁打による1失点に抑え、延長11回を完封した1回戦の龍谷大平安(京都)戦から2試合連続で完投勝利を飾った。

続きを表示

2015年3月27日のニュース