菅野 昨季の悔しさ胸に気迫の粘投「途中で降りるわけにはいかない」

[ 2015年3月27日 21:26 ]

7回1死満塁 石川の左飛で三塁走者・バルディリスがホームを突くもタッチアウト。好守を見せた高橋由(右)を笑顔で出迎える菅野

セ・リーグ 巨人3―2DeNA

(3月27日 東京D)
 巨人の菅野が2度の満塁のピンチを背負いながら、本塁打による1失点で2年連続して開幕戦で白星を挙げた。

 「昨年悔しい思いをしたので。開幕戦は思い入れが強かった」。開幕戦勝利にも満面の笑みではなかった背番号19。昨季はケガのため2度の離脱を経験。終盤に右肘じん帯損傷の菅野を欠いたチームはCSファイナルステージで敗退し、日本シリーズ進出を逃した。

 どうしても負けたくない一戦。2回に左腕に死球を受けながらも、アイシングもせずに次の回はマウンドに登った。「途中で降りるわけにはいかない」という気迫の投球に原監督も「よく粘った。きょうは気持ちで弱いところが出なかった」と菅野の粘りの投球評価した。

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