仙台育英、打線が沈黙…佐々木監督「まったく手が出なかった」

[ 2015年3月27日 14:35 ]

<敦賀気比・仙台育英>仙台育英の先発・佐藤世
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第87回選抜高校野球大会2回戦 仙台育英1―2敦賀気比

(3月27日 甲子園)
 9回に粘りの攻撃をみせたが、あと1点が届かなかった。仙台育英の佐々木監督は「相手の平沼投手のボールにまったく手が出なかった。迫力あるフォームから投げ込んでくる素晴らしいボールだと感じた」と脱帽するしかなかった。

 1回戦の神村学園戦で18安打12得点を奪った強力打線が5安打に抑え込まれた。9回に連打から1点を返したものの、内野ゴロの間による得点で適時打はなし。5回2死二、三塁から右前適時打を打たれ2失点も、相手打線を5安打に抑えたエース・佐藤世を援護できなかった。

 「佐藤世はよく投げました。冬、投げられない時期もあったが、よくここまできてくれた」と指揮官。「ただ、あのストレートが惜しかった」と、5回に佐藤世が適時打を浴びた高めの直球を悔やんでいた。

 ▼仙台育英・佐々木柊主将(1点しか取れず)「警戒していた投手に、思うがままにやられた。変化球狙いだったが直球も多く、絞れなかった」

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2015年3月27日のニュース