低評価見返す!中日・谷繁監督 開幕マスク任せ采配に重き

[ 2015年3月27日 05:30 ]

シートノックに参加する谷繁兼任監督

セ・リーグ 中日―阪神

(3月27日 京セラD)
 「上位を食って混セを制す」だ。中日の谷繁元信兼任監督(44)が26日、京セラドームでの全体練習後に会見。阪神を皮切りに、巨人、広島と昨季のAクラスチームとの対戦が続く開幕シリーズでスタートダッシュを決め、低い下馬評を覆すシーズンとすることを誓った。

 「今季は競ったシーズンに持ち込みたい。去年の上位にはぶつかっていくという、そういう気持ちでいかないと。同じようにやっていてはダメ」

 開幕、そして今季への意気込みを問われた指揮官が言葉に力を込めた。就任1年目は、屈辱の4位。チームも2年連続Bクラスとなり、評論家の順位予想では軒並み低評価が並んだ。練習前のミーティングで選手に「闘争心を持って、頭の中は冷静に戦ってくれ」という趣旨の言葉をかけた指揮官も「もちろん、そういう(巻き返したい)思いは自分たちにある」と決意を口にした。抜けた戦力があるわけではないだけに、競った試合をものにし、混戦を制するのが中日の優勝パターン。開幕マスクは松井雅に任せ、采配に重きを置く。就任1年目は果たせなかった「白星発進」を決めたい。

 ▼中日・松井雅(調整が遅れている谷繁兼任監督に代わり、開幕先発マスク)いい緊張感と多少のワクワク感があります。

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2015年3月27日のニュース