秋山監督、打倒阪神に照準「みんなの力で日本一を獲りに」

[ 2014年10月20日 22:18 ]

<ソ・日>胴上げされる秋山監督

パ・リーグCSファイナルS第6戦  ソフトバンク4―1日本ハム

(10月20日 ヤフオクD)
 今季2度目の胴上げ。リーグ優勝時と同じ8回、宙に舞ったソフトバンク・秋山監督の目に涙はなかった。

 「いやぁ~レギュラーシーズンも144試合目、CSも6試合目まで戦って本当にキツいシーズンだったと思います。(パの)6球団に力の差はなかったし、CSでも日本ハムは強いなと、感じながらやっていた」と、苦しかった戦いをしみじみと振り返った。

 リーグ優勝を決めたのは10月2日の最終戦。そしてCSは第1戦で逆転サヨナラ勝ちし、アドバンテージを含めて2勝分リードしたものの、第2、3戦を落とし、日本シリーズ進出を目前とした第5戦は自慢の救援陣が崩壊。最終第6戦までもつれこんだ。

 CS直前に今季限りでの辞任を発表。指揮官自身も「(発表して)いいものか迷った」といい、「浮き足だったまま、CSに入るのはよくないということで(辞任)発表した」と胸中を吐露。その瞬間だけ、目を潤ませたが、すぐに視線を日本シリーズに向けた。

 「気持ちは日本一。みんなでキャンプからシーズンを通してやってきた。これから、もうひと山あるけど、目いっぱい、みんなの力で日本一を獲りにいきたい」。

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2014年10月20日のニュース