栗山監督「力不足」認めるも…チームの成長に手応え「来年また」

[ 2014年10月20日 22:21 ]

<ソ・日>球場を後にする栗山監督(後方は秋山監督)

パ・リーグCSファイナルS第6戦  日本ハム1―4ソフトバンク

(10月20日 ヤフオクD)
 レギュラーシーズン3位ながら、CSファーストステージで2位オリックスを撃破。ファイナルシリーズでもソフトバンクを追い詰めなるなど快進撃を続けた日本ハムだったが、あと1勝が遠かった。「“北海道に戻る”という約束を果たせなかった」と栗山監督。試合後はベンチに座りながら、ソフトバンクの歓喜の輪を見つめるしかなかった。
 
 「全てにおいて力不足。最後の試合でそれが出てしまった」。打線はソフトバンク先発の大隣に対して安打を放ちながらもつながりを欠き、投げては早めの継投策も結果が出なかった。

 それでも、中田がポストシーズン史上初の4試合連続本塁打を放つなど大黒柱の働き。1番・西川、2番・中島の「栗山チルドレン」が躍動するなど「チームは進んだ」(栗山監督)と手応えはつかんだ。「これを無駄にしないように来年また戦いたい」。指揮官の目は早くも来季を見据えていた。

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