48歳山本昌が抱負「優勝しかない。胴上げの輪の中に堂々といたい」

[ 2014年1月14日 18:41 ]

陸上競技場近くでキャッチボールをする山本昌

 現役最年長の中日の山本昌投手が14日、鳥取市のトレーニング研究施設「ワールドウイング」で自主トレーニングを公開し「優勝しかない。胴上げの輪の中に堂々といたい」と力強く語った。

 この日はさまざまな機器を使っての筋力トレーニング、ダッシュやキャッチボールなどで汗を流した。今オフは年末年始も精力的に体を動かしており「痛いところもない。自分なりに順調」と笑顔を見せた。

 プロ31年目に向けて「もう一回全ての球種をコントロールできるように」と変化球の精度を課題に掲げる。小さく動く新しい変化球にも挑戦中で「使える確率は5割もない。でもやらなきゃ何も起こらない。今は希望にあふれている」と意欲十分だ。

 48歳のベテラン左腕は今季、浜崎真二(阪急)が持つ最年長勝利のプロ野球記録の更新を視野に入れる。「やれれば素直にうれしい。でもそれを目標にしているわけではないので」と冷静に話し、「野球人生も終盤の終盤。もう一回優勝して、その中で戦力になりたい」との言葉に思いを込めた。

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