初回の1点だけ…日大三・小倉監督「打たないと勝てない」

[ 2013年8月13日 13:47 ]

<日大山形・日大三>7回表、追加点を許し荻野(左)にマウンドを譲る日大三先発の大場

第95回全国高校野球選手権大会2回戦 日大三1―7日大山形

(8月13日 甲子園)
 一昨年の全国制覇から3年連続の出場ながら、これで2年連続の初戦敗退。

 自慢の強打線が稲見のソロ本塁打による1点だけに終わり、無念の敗戦となった日大三の小倉監督は「初回に2点を取られ、その後、慌てずにいけばよかった」と振り返った。

 初回に守備が乱れた上、いきなり2ランを浴びて2点のビハインド。その裏、2番・稲見の右越えソロで1点差とし、さらに安打と連続四球で1死満塁とチャンスは続いた。

 だが、6番・五十嵐が一塁へのファウルフライ、7番・大場が見逃し三振に倒れ、反撃は1点止まり。その後は9回まで三塁に1度も進めなかった。

 「本塁打の後のチャンスで打てなかったのが痛かった。打てない、ではなく、打たないと勝てない」と小倉監督。初回の1死満塁で凡打に終わった五十嵐を即座に交代させるなど、強豪校らしく厳しい面を打ち出したが、ホームは遠かった。

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