涌井、先発復帰初戦は4回5失点 再び中継ぎに配置転換へ

[ 2013年8月13日 20:26 ]

<西・ソ>2回2死一、三塁、長谷川に適時打を浴び、がっくりする西武先発・涌井

パ・リーグ 西武―ソフトバンク

(8月13日 西武D)
 左内転筋痛で戦列を離れていたサファテが復帰したことで先発に戻った西武の涌井は4回5失点。7月27日以来半月ぶりの先発マウンドは散々な結果に終わった。

 涌井は初回、内川の適時二塁打で先制を許すと、2回には四死球や守備の乱れもあり4失点。3、4回は立ち直ったものの、2回までに72球を要したこともあり、4回を投げて球数は早くも100球に。5回からはベテランの石井一に継投した。

 サファテが左内転筋痛で離脱したことにより、涌井は8月上旬に先発からリリーフ役に臨時で転向。救援では5試合に登板し1勝1セーブ3ホールドで防御率0・00と安定していたが、急な配置転換で先発復帰後も調子を維持することは出来ず「良くなってきたと思ったら、またこんななので」と語った。

 渡辺監督は「試合をつくれないのは先発として失格」と話し、再び中継ぎに配置転換することを示唆した。

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2013年8月13日のニュース