Kスタの2185席増設を発表 ポストシーズンへ準備着々

[ 2013年8月13日 06:00 ]

クレーン車を背にランニングする田中

 楽天は12日、本拠地のKスタ宮城の観客席を2185席増やすと発表した。8月下旬から工事を始め、9月上旬から使用可能。収容人数は2万5651人となる。

 発表では三塁側の外野寄りに936席、左翼の芝生席後方に1249席の特設スタンドを設置予定。また、04年の新規参入時の目標である2万8000人に向け10月までに、さらに増席する計画も明らかにした。

 パ・リーグ首位を走り、初のリーグ優勝と日本シリーズ進出の期待が高まる中、今季は8度もチケットが完売。ただ、現在の収容人数は2万3466人と他球団の本拠地球場と比べて極端に少なく、日本シリーズを主催する日本野球機構(NPB)から増席を求められていた。立花陽三球団社長は「日本シリーズがこのスタジアムでできる環境づくりをしたい。それに向けて努力することが企業としての姿勢」と話した。立花社長は米田純取締役連盟担当とともに19日にNPBを訪れ、増席について報告する予定。

 ▼NPB井原敦事務局次長 (楽天から)連絡はありました。(日本シリーズの観客席は)仮設、常設にこだわらない。安全面などは運営する球団にお任せしています。

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2013年8月13日のニュース