横浜“松井対策”実った12安打 高浜は“兄超え”一発

[ 2013年8月13日 12:44 ]

<丸亀・横浜>5回表横浜1死二、三塁、高浜が左越えに3ランを放つ。捕手湯田

第95回全国高校野球選手権2回戦 横浜7―1丸亀

(8月13日 甲子園)
 横浜は3番浅間と4番高浜の2年生コンビで計5打点。チームでも2ケタの12安打を記録した。

 1―0の3回1死一、三塁から左中間を破る2点二塁打を放った浅間に続き、高浜は5回に試合を決定づける左越えの3点本塁打。高浜は全5打席で安打を記録した浅間に対して「目の前で(5本)打たれると悔しい」とライバル意識ものぞかせた。

 神奈川大会準々決勝では桐光学園・松井からともにアーチを放った2人。昨年から続けてきた徹底した松井対策が実り、この日も左腕の丸亀・宮崎を苦にしなかった。

 高浜は「兄ちゃんは甲子園で本塁打を打っていないので、自分が打ちたい」と話していた通り、プロ野球ロッテに所属する兄・卓也ができなかった聖地でのアーチを記録。兄超えを果たし、「甲子園で打つのが夢だったので良かった」と胸を張った。

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2013年8月13日のニュース