横浜・伊藤 毎回14Kも満足せず「もうちょっと取りたかった」

[ 2013年8月13日 11:29 ]

完投で2回戦を突破し、喜ぶ伊藤(右端)と高井の横浜バッテリー
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第95回全国高校野球選手権2回戦 横浜7―1丸亀

(8月13日 甲子園)
 横浜の伊藤が毎回の14奪三振を記録し、チームの初戦突破に貢献。2年生左腕は「悪いなりに抑えられた。高めが多かったが、試合の中で修正できた」と振り返った。

 渡辺監督によると、伊藤は全7試合に登板した神奈川大会の疲れから「肩に違和感」を抱えていたという。それでも8回までは散発5安打で無失点に抑える力投。9回には3安打で1点を失ったが、最後は外角のカーブで4番打者を左飛に打ち取った。

 夏の甲子園大会での毎回奪三振は、昨年に桐光学園・松井が準々決勝の光星学院戦で記録して以来。神奈川大会でその松井に投げ勝ったことが自信になったという伊藤は「自分は三振を取るピッチャーじゃない」と言いながら、三振の数では松井の22個に及ばず「もうちょっと取りたかった」と満足はしていなかった。

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2013年8月13日のニュース