ソロ本塁打だけ…ダル、惜しいノーヒッター「1勝は1勝なので」

[ 2013年8月13日 08:38 ]

アストロズ戦の8回を本塁打の1失点で投げ終え、苦笑いでベンチに戻るレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ2―1アストロズ

(8月12日 ヒューストン)
 レンジャーズのダルビッシュが12日(日本時間13日)、ヒューストンで行われたアストロズ戦に先発し、8回1安打1失点で12勝目(5敗)を挙げた。

 アストロズは4月2日に完全試合達成まであと1人と迫った相手。ダルビッシュはこの日も1、5回に三者連続三振を奪うなど、6回2死まで完全ペース。9番ビラーを2―2と追い込んだ後の5球目、スライダーが低めに決まり、ダルビッシュもベンチに戻りかけたが判定はボール。6球目も低めに外れて、完全試合は消滅し、抗議した捕手も退場となった。

 それでも8回1死まで無安打に抑えたが、コーポランに初球の外角の93マイル(149キロ)のカットボールを右越えに運ばれて初安打で失点。ノーヒットノーランを逃したが、それでも奪った三振は自己最多の15で、両リーグ最速で200奪三振に到達した。

 ▼ダルビッシュの話(6回の)四球は(打者が)振るかなと思ったけど、よく見たと思う。本塁打はすごくいい球だったが、あそこまで飛ばされたので、いい打撃をされた。(無安打無得点試合は逃したが)1勝は1勝なので。

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