大谷先輩やりました!花巻東、雄星以来4年ぶり夏1勝

[ 2013年8月13日 15:32 ]

<花巻東・彦根東>4回表花巻東1死一、二塁、八木が右前適時打を放つ

 第95回全国高校野球選手権大会第6日は13日、甲子園球場で2回戦が行われ、第3試合では、2年ぶり7度目出場の花巻東(岩手)が初出場の彦根東(滋賀)を9―5で下し。3回戦に駒を進めた。花巻東は現西武の菊池を擁し4強入りした09年夏以来4年ぶりの初戦突破、現日本ハム・大谷が果たせなかった甲子園での白星を手にした。

 花巻東は2回1死一塁から6番・太田の右翼線適時三塁打、続く茂木の中前適時打で2点を先取。3回には2死一塁から5番・多々野の右中間二塁打で1点。5回には1死一、二塁から1番・八木の右前適時打、なお1死一、三塁から遊ゴロの間に1点と、着実に加点。3点差に迫られた7回にも1死二、三塁から二ゴロの間に1点、8回にも3点と、打つことはもちろんソツのない走塁で加点し、リードを広げた。

 先発の中里は左腕から100キロを下回るスローカーブを有効に使いながら、130キロ台の速球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜて3回まで5三振を奪い、ノーヒットピッチング。4回に初安打を許し、5回には2点を失い、なお2死一、二塁の場面でマウンドを降りたが、代わった2年生左腕・細川が後続を打ち取った。細川は2―9の8回に3点を失ったが、最後までリードを守り抜いた。

 彦根東は春のセンバツに3度出場しているが、いずれも初戦で敗退。4度目の甲子園でも初勝利を手にすることはできなかった。

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