黒田 持ち味の安定感発揮「人間だからもっと楽して勝ちたいが…」

[ 2013年8月13日 11:53 ]

エンゼルス戦で8回まで無失点で投げ終え、ベンチでロドリゲス(右から2人目)らに迎えられるヤンキースの黒田(中央)。奥はイチロー

ア・リーグ ヤンキース2―1エンゼルス

(8月12日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田は12日(日本時間13日)、ニューヨークでのエンゼルス戦に先発。150キロ近い速球に変化球を織り交ぜて8回3安打無失点、7三振1四球で今季11勝目を挙げた。

 2、7回には先頭打者に安打を許したが、ともに後続を抑えて無失点。8回には2死から8番・イアンネタに二塁打を許したが続くコンガーを151キロで遊飛に仕留め、持ち味の安定感を発揮した。黒田は8回でマウンドを下り、9回には救援陣が1点差に迫られ、なお2死満塁のピンチを招いたが、最後は3番手ロバートソンが2者連続三振。38歳に3試合ぶりとなる白星をプレゼントした。

 ▼黒田の話 8回まで自分の仕事ができた。低めにボールを集めて、僅差なので本塁打に気を付けて投げた結果。人間だからもっと楽をして勝ちたいが、いつも点差が点差なので、一球一球、集中して目いっぱいやっている。

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2013年8月13日のニュース