横浜・渡辺監督「よく勝ってくれた」 歴代3位タイ甲子園通算51勝

[ 2013年8月13日 10:54 ]

<丸亀・横浜>7回、打席に向かう孫の佳明内野手に話しかける横浜・渡辺監督

第95回全国高校野球選手権2回戦 横浜7―1丸亀

(8月13日 甲子園)
 帝京・前田監督に並ぶ歴代3位タイの甲子園春夏通算51勝目を手にした横浜・渡辺監督。それでも試合後は淡々と圧勝劇を振り返った。

 「よく勝ってくれた。脇役がうまく中心選手につないでくれた」と選手を称賛。しかし犠打失敗で好機を生かせなかった場面もあり、「たまたま運良く点が取れたからいいけど、甲子園でバント失敗は命取りになる」と、経験豊富な指揮官らしい目で課題を挙げた。

 2年生中心だけに「秋からのチームだと思っていた」が、2年ぶりの甲子園の初戦で快勝。左腕エース伊藤は毎回の14三振を奪い、3番・浅間は5安打、4番・高浜は3点本塁打を放った。指揮官は伊藤について、神奈川大会の疲れから肩に違和感があったと明かし、「考えながらうまく自分のリズムで投げた」と評価。「まだ2年生。いい状態より、悪いなりに投げられたのは大きな経験になる」と話していた。

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2013年8月13日のニュース