福留13日広島戦から1軍復帰 まずは代打起用

[ 2013年8月13日 06:00 ]

13日から1軍復帰する福留

 頼りになる背番号8が帰ってくる。左膝内側半月板クリーニング術からの完全復活を目指す阪神・福留孝介外野手(36)が、13日の広島戦(京セラドーム大阪)から1軍復帰することが確実になった。昇格即スタメンは微妙な状況で、ここ一番での代打起用が濃厚。桧山とともに「W神様」としてスタンバイし、首位・巨人追走へチームに勢いを与える。

 奇跡は信じるものではない。起こすものだ。夏場を迎えても、バテるどころか圧倒的な強さを誇示し続ける巨人。猛虎が8ゲーム差からの逆転Vを実現するためには、相当な起爆剤が必要だ。その役割を果たすべく、戦線離脱していた福留が戻ってくる。

 「もう少し打席に立たないと戻ってこない部分もあるけど。あとは気持ち」

 13日の広島先発は前田健。今季は5度対戦し通算36イニングで1得点しか取れていない天敵だ。福留自身も今季対戦は通算6打数ノーヒットとPL学園の後輩に完全に抑え込まれている。

 もちろん、昇格即スタメン右翼が理想ではあるが、手術した左膝への負担を考えると、人工芝の京セラドームは決して歓迎できる舞台ではない。

 「いきなりスタメンかどうかはね。(現状の)報告を聞いてから。孝介の場合は相手投手は関係ない。(期待するのは)勝負強さだね。最近、チームが打てていないし」

 和田監督も起用法については明言せず。状態を自らの目で確認し、最終決断する方向。ただ、勝負強い打撃に期待を寄せることに変わりはない。

 チームは投手陣の踏ん張りもあり先の中日戦まで3カード連続で勝ち越してはいるものの、打線は低調気味。10、11日の同戦では、ともに決定機をモノにできず延長戦にもつれ込んだ。福留は戦線離脱するまで、ここ一番で強烈なインパクトを残す一撃を放ってきた。4月5日の広島戦では延長12回に決勝弾、同19日のヤクルト戦でも延長12回に決勝満塁弾を放っている。一振りで試合を決められる背番号8がいたなら…と思うのは当然だろう。

 福留が出場選手登録を抹消された5月8日の時点では、首位・巨人とは2・5差だった。その後、一時は首位に立ったものの、気がつけば、大きく水をあけられた。はやる気持ちを抑え続け、今月6日のウエスタン・ソフトバンク戦で実戦復帰。11日の同中日戦では、復帰後初めてフル出場し、試合勘も取り戻しつつある。

 ベンチスタートとなってもチームには心強い限り。広島の救援陣は岩見を除いては全員が右腕。切り札の桧山と揃ってベンチで待機している光景は相手にとっては脅威だ。ここ一番に控えるVの使者。まずは「W神様」で猛虎が勢いを取り戻す。

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