父は名将故・栽監督 形見着け戦うも赤嶺監督届かず

[ 2013年8月13日 06:00 ]

<自由ヶ丘・延岡学園>ベンチでナインに指示を出す自由ヶ丘・赤嶺監督(左から2人目)

第95回全国高校野球選手権2回戦 自由ケ丘2―4延岡学園

(8月12日 甲子園)
 自由ケ丘は同じ九州勢の延岡学園に逆転負け。赤嶺琢監督は「やりたいことを思うようにできないのが甲子園なんですね」と振り返った。

 赤嶺監督の父は沖縄水産を率いて夏2度の準優勝を果たした名将、故栽弘義監督。その父の形見の腕時計を左腕に、同点の4回に1死一、三塁から渡辺の本盗で一度は勝ち越した。だが、2年生エース久保が7回4失点。「(本盗は)セーフティースクイズのサインだったんだけど…。この経験をチームの財産にして次に生かしたい」と父子二代の甲子園勝利を誓った。

続きを表示

2013年8月13日のニュース