栗山監督、日本S“初勝利”「本拠地っていいな」

[ 2012年10月30日 23:00 ]

巨人を下して日本シリーズ初勝利を挙げ、笑顔でナインを迎える日本ハム・栗山監督(中央)

日本シリーズ第3戦 日本ハム7-3巨人

(10月30日 札幌D)
 地元ファンの前で、完全に息を吹き返した。よもやの連敗スタートとなった日本シリーズ。チームの得点は27日の第1戦、9回に陽岱鋼がゴンザレスから放ったソロ本塁打による1点だけだった。ところが本拠地に戻った第3戦。それまでのうっ憤を晴らすかのように打線が奮起。終わってみれば先発全員の12安打で7得点、まさに快勝で通算成績を1勝2敗とした。

 勝利を見届け、ベンチからゆっくりとお立ち台に歩を進めた栗山監督。札幌ドームに響く大歓声に「やっぱり北海道っていいな、本拠地っていいなと思った」と、ファンの“後押し”にまずは感謝した。そして2回に、これまでの悪い流れを断ち切る先制弾を放った稲葉には「さすがだと思った」と最敬礼。打線がシーズン通りに機能せず、苦しかった中で流れを呼び込んだベテランに「本当に感謝です」と頭を下げた。

 指揮官として初の日本シリーズ1勝。しかし、感慨に浸っている時間はない。「戦いはこれから。まだ1つ勝っただけ。とにかくあした、また1つ取ることが大事」。そう力を込めた栗山監督は、まっすぐ前を見つめた。

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