伊藤隼降格 和田監督「打つだけじゃダメ やることはたくさんある」

[ 2012年4月2日 09:00 ]

セ・リーグ 阪神2―6DeNA

(4月2日 京セラD)
 ドラフト1位の伊藤隼が2日から2軍に降格することになった。

 「7番右翼」でフル出場したものの、3打数無安打1三振。第4打席は守護神・山口を相手に8球粘って四球をもぎ取ったが、試合後に和田監督から直接ファーム行きの通告を受けた。3日のヤクルト戦(神宮)から、左太もも裏筋挫傷を負っていたマートンの復帰が濃厚。先発どころか出場機会すら減ってしまう状況となり、決断が下された。

 「試合の途中から出ていくような選手ではない。レギュラーとしてやるには、打つだけじゃダメ。1軍レベルを肌で感じたと思うから、次は今後どう生かすか。やることはたくさんある」。

 和田監督はこう説明した。大きな期待をかけているからこその降格となった。

続きを表示

2012年4月2日のニュース