広島ドラ1野村 6回1失点の好投!野村監督「百点満点」

[ 2012年4月2日 06:00 ]

<中・広>プロ初登板の野村は6回を4安打1失点に抑える

セ・リーグ 広島2-2中日

(4月1日 ナゴヤD)
 広島のドラフト1位・野村がプロ初登板で24歳年上の46歳・山本昌と堂々と投げ合った。先発で6回を4安打1失点と好投。前田健、バリントンの2本柱で連敗し、プレッシャーがかかる試合で最速147キロの直球と変化球を自在に操り、きっちりと試合をつくった。

 「いい緊張感の中で、いつも通り投げられた。1点は取られたけど、試合をつくることができたし、低めに投げられたのはよかったです」。野村監督も「(チームが)連敗していて相当な重圧があったと思うが、百点満点。ナイスピッチング」と絶賛した。

 初回の先頭・荒木を外角低めの142キロ直球で見逃し三振に仕留めるなど序盤3回はピシャリ。4回1死一、二塁から高め失投を山崎に中前へはじき返され先制点を献上し、和田にも四球を与えて満塁と崩れかけたが、井端を三ゴロ、平田を右飛に仕留め踏ん張った。

 試合は8回に追い付き延長10回の末、引き分け。黒星を免れた野村はスタンドから声援を送った両親に次回8日、横浜戦(横浜)での白星を約束した。

 ▼広島・広瀬(8回に同点打)気持ちが入っていた。次は早く点を取れれば。

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2012年4月2日のニュース