島袋 15回226球21K熱投!サヨナラ勝ち引き寄せた

[ 2012年4月2日 06:00 ]

<中大・東洋大>15回、226球投げ21奪三振2失点の中大先発・島袋

東都大学野球 中大3-2東洋大

(4月1日 神宮)
 春季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。中大の島袋洋奨(ようすけ)投手(2年)が東洋大から21三振を奪う力投。チームも延長15回3―2でサヨナラ勝ちした。

 延長15回無死。島袋が220球目に投じたのは141キロの直球だった。バットが空を切り21個目の三振が積み上がった。226球を投げ終えると、仲間を信じてベンチで待った。「勝つと信じていた」。規定による引き分け寸前のサヨナラ勝ち。左腕はベンチで両拳を突き上げた。

 15回を投げ7安打2失点。21奪三振は、参考記録ながら1978年秋に東洋大の松沼雅之(元西武)が、延長14回でつくった「22奪三振」の東都歴代1位に次ぐ数字。島袋は「21三振も延長15回も生まれて初めて」と興奮を隠さなかった。

 開幕投手は、新しく就任した秋田秀幸監督から2日前に伝えられた。大役にも沖縄・興南で甲子園春夏連覇を果たした左腕は動じない。宮崎での春のキャンプで2000球以上投げ込んだという自信が、過酷なマウンドを支えた。高2センバツの富山商戦での19奪三振、そして高3センバツ決勝の日大三戦で投じた198球も上回った。

 2年前の甲子園の主役が、神宮で自分を超えた。左腕は「監督に初白星をあげたかった。第3戦があれば投げます」と言い切った。

 ▼中大・秋田秀幸監督 代えるつもりは全くなかった。あいつと心中するつもりでいました。

 ▽東都大学野球奪三振記録 1試合最多は日大・門奈哲寛(92年秋)と日大・堤内健(02年秋)の18。参考記録としては、東洋大・松沼雅之の22(78年秋=延長14回)。島袋はこれに次ぐ2位で、3位は亜大・木佐貫洋の19(02年秋=延長11回)。 

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