難点あるが…佐々岡真司氏 斎藤に感心「私の現役時代には考えられない」

[ 2011年2月8日 08:12 ]

スポニチ本紙評論家・佐々岡真司「野球とは」

 日本ハム・斎藤がブルペンから外れたのは周囲の環境でバランスを崩すのが嫌だったからだろう。

 ダルビッシュと武田勝。左右のエースに挟まれて投げると、2人と同じ間合いにならないように神経をつかう。自分のペースを失い、イメージした通り投げられない。それが分かっているから自分から外したと思う。凄いのはそれを自己主張できるところだ。私の現役時代には考えられない。それだけでも並のルーキーとは違う。

 ただブルペンを外す前も後もフォームには難点が見られた。フィニッシュのときに前に体重が乗っていかない。グラブを抱え込む形で投げて体の開きを防ごうとしているが、早めに開いてしまって、打者に向かって正対してしまう。これでは打者に早くボールを見極められてしまう。

 大学時代は膝元に落ちるスライダーを簡単に振ってもらえたが、プロはそうはいかない。変化球で空振りを取るためには体重が乗ったいいフォームで投げる速い真っすぐが必要だ。まだ調整段階。疲れもピークだろう。今後、どう修正をしてくるのか楽しみだ。

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