建山、決意の渡米…変則投球で「競争勝ち抜く」

[ 2011年2月8日 06:00 ]

成田空港発の全日空機で渡米したレンジャーズ建山。美也子夫人と娘も同行

 日本ハムからFAでレンジャーズに移籍した建山義紀投手(35)が7日、成田空港発の全日空機で渡米した。

 契約は開幕メジャーが保証されていないスプリット契約だけに「約束された契約ではない。競争を勝ち抜くため、キャンプからアピールしたい」と意気込んだ。「向こうには少ないタイプ。そういう部分を前面に出したい」と変則サイドスローを生かして、激しいチーム内競争を勝ち抜くつもりだ。

 同じア・リーグ西地区には、マリナーズのイチローとアスレチックスの松井も所属。日本ハム時代の99、00年の2年間で計11打数7安打、2本塁打と打たれまくったイチローには「本当によく打たれたイメージしかない。対戦したら、目をつむっていくしかない」と苦笑い。それでも「(松井を含め)世界を代表する打者。中学生とプロがやっているような結果にならないように頑張りたい」と対戦を熱望した。

続きを表示

2011年2月8日のニュース