西口&石井一 ベテランコンビ投げ込み競演

[ 2011年2月8日 06:00 ]

フリー打撃に登板した西口

 西武の西口、石井一のベテランコンビが、若手に負けじと投げ込みを敢行した。38歳の西口はフリー打撃に初登板。平尾、星を相手に46球を投げ、安打性の当たりを7本に抑えた。投球後にはブルペンに直行し合計160球。今キャンプではブルペン皆勤を継続している右腕は「(フリー打撃は)感覚的なものだからね。雰囲気とか、それだけだね。ブルペンでも良い感じで投げられた」と充実した表情で振り返った。

 37歳の石井一もブルペンで133球を投げ込んだ。「球数を投げてどれだけフィーリングが合ってくるか。だいぶ良くなってきましたけど、これからですね」。今季から導入される統一球についても「ボールは気にしない方なので。飛ばなくなるので良かった」と影響なしを強調した。

 渡辺監督は「オツ(西口の愛称)はいいね。ブルペンでは素晴らしい球を投げていた。(石井)一久も出来上がっているね。若手が刺激になっているよね」と頼もしげに語った。キャンプでは菊池や大石に注目が集まっているが、おじさんコンビも健在だ。

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