先発足りないのに…高額ダブル守護神 吉と出るか、凶と出るか

[ 2011年1月20日 09:46 ]

ヤンキースへ移籍したソリアーノ投手(左)の記者会見を見守るキャッシュマンGM

 米大リーグのレイズで昨季、ア・リーグ最多セーブを挙げたラファエル・ソリアーノ投手が3年総額3500万ドル(約29億1000万円)の大型契約で同じ東地区のライバル、ヤンキースへ移籍した。本拠地で19日に行われた記者会見で、背番号「29」の縦じまに袖を通したドミニカ共和国出身の31歳は「8回でも、9回でも役目は変わらない」と抱負を語った。

 ソリアーノは45セーブを挙げ、レイズの地区優勝に大きく貢献したが、ヤンキースには歴代2位の通算559セーブを誇るリベラがいる。ジラルディ監督は「最高のクローザー2人を使える」と話し、8回にソリアーノ、9回にリベラを投入して勝ち試合を確実につかむ方針だ。

 ところが、先発投手の補強を考えていたキャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は浮かぬ顔だという。昨季の先発陣で安定していたのはサバシア(21勝)ヒューズ(18勝)くらい。11勝3敗のペティットは引退をにおわせており、オフの移籍市場でも大物の獲得はならなかった。

 米スポーツ専門局ESPNなどによると、今回の補強は、同GMの判断ではなく、昨年亡くなった名物オーナーのスタインブレナー氏の2人の息子らによる「トップ決定」だという。
 松井秀喜らを擁して一昨年はワールドシリーズを制しながら、昨年はレイズとの接戦の末、1ゲーム差で地区優勝を逃した。リベラも今オフに2年3000万ドル(約25億円)で契約更新しており、高額ダブル守護神が吉と出るか、凶と出るか。(共同)

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