全署員フル稼働!名護警察が“斎藤シフト”

[ 2011年1月20日 06:00 ]

 日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22=早大)の入団で大フィーバーが予想される名護キャンプの警護に当たるため、地元・名護警察署が同署員をフル稼働させる方針を決めた。2月1日からキャンプ終了まで毎日、交通整理や警備などを行う予定だが、これはチームが79年に同キャンプを始めてから33年目で初の措置となる。

 まさに「斎藤シフト」だ。「最初は駐車違反や交通事故に対処します。球場内は球団の警備員やボランティアにお任せするので、私たちは周辺の交通の流れに配慮しつつ警備態勢を整えたい」。玉城吉貴警務課長(52)は不測の事態に備えての対応策を明かした。

 すでに鎌ケ谷警察署と3度にわたり、連絡を取り合ってきた。「名護の人手は予想できませんが、かなりの雑踏になると聞きました。(派遣)人数は数日中に決めます」と玉城課長。最大の懸案事項は27日、名護市営で行われる楽天とのオープン戦だ。当日は斎藤と8年ぶりに現場復帰した星野監督はもちろん、06年夏の甲子園で歴史的激闘を演じた田中と対面する可能性まである。殺到するファンの混乱を避けつつ、地元住民やナインの安全を守るのが使命と考えている。玉城課長は「交通課と話しながら交通規制や、人員配置を決めていきたい」とした。

 31日に斎藤らチーム本隊が名護入りする。フィーバーの舞台は鎌ケ谷から南国へ――。名護警察署の「長い1カ月」が始まる。

 ▽昨年の日本ハムキャンプ 2月13日まで観客数は1000人未満。外野へコンバートされた中田が左翼手デビューした8日の紅白戦の際も500人だった。1000人超えは2度の日曜日を含む5度。最多の2000人が訪れた20日は紅白戦、21日にはヤクルトとの練習試合が行われ、由規と中田の高校ビッグスリー対決にスタンドが沸いた。

 ▽名護市 沖縄本島中北部に位置し、人口は約6万1000人。70年に5町村が合併し誕生。日本ハムのキャンプは79年以来、名護市営球場で行われている。00年には主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)の開催地にもなった。市内東部の辺野古区には、普天間飛行場代替施設の移籍先に挙がったキャンプ・シュワブがある。市内主要部へは那覇空港から車で約1時間30分。

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