「生涯虎」宣言!小林宏 メジャー断念、阪神へ

[ 2011年1月20日 06:00 ]

阪神入団を決断し、大阪入りした小林宏

 ロッテからFA宣言し、メジャー移籍を目指していた小林宏之投手(32)の阪神入りが19日、決まった。20日に大阪府内のホテルで球団側と交渉を行うが、自主トレ先の沖縄・石垣島から大阪入りした小林宏は自ら阪神入団の意思を固めたことを明言。大リーグ移籍を断念して、生涯阪神でプレーする覚悟も示した。

 小林宏の目は決意に満ちていた。20日の交渉を前に、大阪府内のホテルで「阪神さんで頑張ろうと思います。いろいろ悩んだけれど、選手として必要としてくれる球団で頑張るのが一番幸せ。きのうかきょうぐらいに決めました。今はスッキリしています」と自らの決断を明かした。

 これまで小林宏は「アメリカが最優先。とことん待つ覚悟はできている」と、大リーグ移籍を目指して長期戦も覚悟していた。米7、8球団が興味を示す中、ツインズ、ナショナルズはメジャー契約も検討。しかし、今週になっても米球団から具体的な条件提示はなかった。一方でFA宣言直後から水面下で調査を続けていた阪神からは、14日に獲得意思を伝えられた。大リーグ移籍の希望を尊重し、本格交渉も控えてくれた。そんな誠意が小林宏の早期の決断を促した。

 将来的な大リーグ挑戦についても「今は全く考えていません。阪神さんに失礼。高いレベルで野球を取り組むことは変わりがない」と小林宏。選手生活を阪神で全うする覚悟を問われると「そうですね」と「生涯虎」も誓った。「僕の力が勝利につながれば。優勝、日本一を目指していく」。昨年、日本一となったロッテの守護神は、今度は縦ジマのユニホームで頂点を目指す。

 ▼阪神・南信男球団社長 わざわざ関西まで出向いてこちらの話を聞いてくれるというんだから、いい方向へ進むでしょう。最後の詰めをしっかりしたい。

 ◆小林 宏之(こばやし・ひろゆき)1978年(昭53)6月4日、埼玉県生まれの32歳。春日部共栄から96年ドラフト4位でロッテ入団。98年に1軍デビューを果たし、05年から3年連続2桁勝利。昨季から抑えに転向し、29セーブを挙げ日本一に貢献した。今季年俸は1億7000万円。1メートル83、80キロ、右投げ右打ち。

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