昔は王会長も大部屋で雑魚寝 ソフトバンク「八十八カ所」トレ

[ 2011年1月20日 10:43 ]

 ソフトバンクが今季から新設した3軍育成を目的に四国八十八カ所の巡礼を計画していることが19日、明らかになった。今季は四国・九州アイランドリーグ(IL)を中心に最大90試合を行う予定だが、四国遠征では宿泊先として八十八カ所の寺院を検討中。グラウンドでの技術だけではなく、写経、座禅など精神修行でメンタル面から鍛える。

 若鷹たちがお遍路さんになる。今季から新設された3軍は四国・九州ILなどと最大90試合を行う予定。四国への遠征は米国のマイナー・リーグのような長距離バス移動を強いられることになるが、宿泊先も普通のビジネスホテルではなかった。

 「四国では寺院に宿泊することを検討している。プロ野球選手ですし、精進料理は難しいが、食事面がクリアされれば巡礼のようなことをやりたい」と小林編成・育成部長は明かした。

 四国・九州ILとの試合は四国4県を転々とする旅だ。そこで宿泊先に四国八十八カ所巡りの寺院をリストアップした。多くの寺院は「宿坊」と呼ばれる巡礼者用の宿泊施設を営んでおり、座禅や写経、読経などの精神修行も可能。1、2年目の若手や育成選手中心の3軍選手に昼は技術面、夜は精神面と2段階の選手強化が可能になる。

 「今の選手はビジネスホテルが当たり前ですが、僕らのころは2人部屋。王会長は大部屋で雑魚寝していたんですよ」と小林部長。「宿坊」は大部屋で寝ることも多く、若手のハングリー精神の高揚にも役立ちそうだ。

 2月の春季キャンプ後、B組(2軍)が2、3軍へ振り分けられることになる。寺院などでの修行は元オリックス・清原や阪神・金本、新井、馬原、摂津らが護摩行をするなど、球界にも浸透。オフには大型補強に成功したソフトバンクだが、育成面でも3軍の巡礼計画は注目を集めそうだ。

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