岩隈“命の救援” 寄付金でアフリカに貯水タンク

[ 2011年1月20日 06:00 ]

楽天・岩隈の寄付金で水不足に悩むアフリカの国に貯水タンクが建設された

 楽天・岩隈の寄付金によって、アフリカのケニア、ウガンダ、タンザニアの3カ国に計8基の飲料用貯水タンクが建設された。社会貢献活動に高い関心を持つエースは、06年から公式戦1勝ごとに10万円をボランティア団体「日本ハビタットフレンズ仙台」に寄付。これまでミャンマーの子供たちに給食費の支援などを行ってきたが、次に目を向けたのは水不足に悩む子供たちだった。

 「水で命を救うことができる。子供たちには大きな夢を持ってほしいし、これがきっかけで健康な生活を送って人生を切り開いてくれたらうれしい。将来的に現地に足を運べたらいいですね」。自身と妻・まどかさんの名前が入った貯水タンクが作られた報告を受け、喜びを口にした。

 球界では日本ハム・ダルビッシュも同様に、水不足に悩む国々を支援している。水でつながる、パ・リーグを代表する両エース。今季も1勝10万円の寄付を続ける岩隈は「プロ野球選手は勇気や希望を与える職業。何ができるかを考えて、今後も積極的にやっていきたい」と話した。

 ▽アフリカの水事情 多くの国々で国土の砂漠化や水不足に悩まされている。川の水は寄生虫やヒ素が混じっていることもあり、安全な水を手に入れることが困難。また、子供が遠く離れた川まで水くみに行くため、学校に通う時間がなくなることも問題になっている。2025年にはアフリカを含め、世界全体で55億人が水不足に直面するとも言われ、水は石油に次ぐ重要資源となっている。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年1月20日のニュース