桐生一の監督辞任 部員不祥事で校長も退任願

[ 2008年8月14日 13:22 ]

 全国高校野球選手権大会に出場した群馬県の私立桐生第一高校野球部の福田治男監督は14日、同校で記者会見し、大会前の7月に部員が強制わいせつ容疑で逮捕された責任を取って辞任すると発表した。

 福田監督は「被害者に大変申し訳ない。自分の責任は重いと感じた」と述べた。高橋昇校長も退任願を提出したという。
 群馬県警太田署が7月31日、帰宅途中の女子高生の体を触ったとして強制わいせつ容疑で、同校2年の野球部員の男子生徒を逮捕。大会への出場が危ぶまれたが、日本高野連は今月1日「逮捕されたのが部員1人で、部活動とは直接関係ない時間帯、場所での犯行」と出場を認めた。同校は7日の1回戦で金沢高校と対戦し、6対1で敗退した。

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2008年8月14日のニュース