利いた慎之助同点弾!星野ジャパン初勝利

[ 2008年8月14日 21:05 ]

9回表、生還した中島を笑顔で迎えるG・G・佐藤

 【北京五輪・野球】強い雷雨に見舞われた影響で大幅に開始時間が遅れた「日本代表―台湾代表」戦。星野ジャパンは涌井が先発。指名打者にはG・G・佐藤。ショートには中島。西武トリオがカギを握る一戦に。21時に試合は始った。

 日本の1回の攻撃は簡単に終わったが、その裏の台湾が涌井を攻めて、1死二、三塁とした。そこから涌井が踏ん張り無失点で切り抜けた。
 その後も走者を背負う苦しい投球だった涌井が4回に捕まった。討ちとった当たりだったが、センター前にポトリと落ちる不運なヒットで1点を失った。
 しかし、日本はすぐに援護。5回、阿部(巨人)のソロアーチで同点に追いついた。
 6回には4番・新井が凡退直後、5番・稲葉が勝ち越しタイムリーを放って、この試合初めて日本がリードした。
 日本のマウンドはその後、涌井から岩瀬(中日)、藤川(阪神)とリレー。藤川は8回を3者連続三振に封じた。
 9回の表は満塁のチャンスに中島がタイムリーを放ち4―1とやっとセーフティーリードに。その後も2点を追加し、打者一巡で6―1に。
 9回裏は上原が3人でピシャリ。星野ジャパンが初勝利をつかんだ。

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2008年8月14日のニュース