好機逃さず!大阪桐蔭、3戦連続2ケタ安打で8強

[ 2008年8月14日 13:11 ]

4回表、大阪桐蔭2死一、二塁、佐野が右前に適時打を放つ

東邦メンバー、成績

大阪桐蔭メンバー、成績

大阪桐蔭エース、報徳戦に闘志「自信ある」

伝統からイメチェンした東邦「100点満点」

東邦のキャプテンは言い訳せず「楽しかった」

 第90回全国高校野球選手権大会13日目第3試合(3回戦)は、2試合で4本塁打を放った東邦(西愛知)と2戦で35安打22得点の大阪桐蔭(北大阪)が対戦。
 大阪桐蔭は4回までに毎回1点ずつを入れるなど好機を逃さず、3戦連続2ケタ安打となる13安打を放ち、7-5で勝利。3年ぶりのベスト8進出を決めた。大阪桐蔭は14日目(15日)の第1試合で報徳学園(東兵庫)と準々決勝で対戦する。
 大阪桐蔭は1回、4番・萩原の中犠飛で1点を先制。2回にも9番・福島由の中犠飛で2点目を挙げた。さらに3、4回にも1点ずつをを加えリードを広げた。
 東邦は8回、2番・小宅の右越え本塁打などで2点を返すと、9回に3本の長短打を集め3点を入れ猛追したが、大阪桐蔭を上回る14安打を放ちながら、前半の得点機を生かせなかったのが明暗を分けた。

 ▼大阪桐蔭・有山捕手(福島由について)「序盤も後半も調子は良かった。後半はインコースを狙われて、打たれた」

 ▼大阪桐蔭・奥村右翼手(1回に三塁への好返球で一塁走者を刺す)「ぎりぎりだったので、ノーバウンドを狙った。練習通りできた」

 ▼東邦・下平投手(先発し5回4失点)「自分の生命線のスライダーが高めに抜け、自分の持ち味が出せずに悔しい。修正しようとしたが、うまくいかなかった」

 ▼東邦・小宅左翼手(8回にソロ本塁打で反撃の口火)「直前のファウルでタイミングが合っていると思った。あの1本でゲームの流れが変わって良かった」

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2008年8月14日のニュース