DeNA 巨人の猛追振り切り堅首!番長「よく踏ん張った」 守護神・山崎ベンチ外のワケは…

[ 2024年4月6日 21:36 ]

セ・リーグ   DeNA6―4巨人 ( 2024年4月6日    東京D )

<巨・D>上茶谷(中央右)らナインを出迎える三浦監督(中央左) (撮影・西川祐介)
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 DeNAは6日、巨人を6-4で下し、阪神戦から3連勝。貯金を4に伸ばして首位をキープし、69、73、00年に並ぶ球団最多タイの開幕からの3カード勝ち越しを決めた。

 新助っ人左腕の来日初先発となったケイは4回5安打3失点。最速154キロの力強い直球を見せたが、初回に連続四球で先制点を献上した。

 打線は4回に佐野、牧の連打などで1死満塁とし、5番・宮崎の左中間適時二塁打で逆転した。

 しかし、ケイはリードをもらった直後の4回に逆転を許し、5回に代打をおくられて交代。来日初勝利はお預けとなった。

 それでも直後の5回の攻撃では2連続押し出し四球で再び逆転に成功。7回には宮崎が右中間適時二塁打を放ち、リードを3点に広げた。投げては2番手以降の上茶谷、ウェンデルケン、森原がリレー。9回には2点差に迫られ、1発出ればサヨナラの場面で4番・岡本を迎えた。フライに打ちとり、巨人ベンチの前に上がった打球を捕手・山本がベンチに落ちそうになりながらなんとかキャッチしてゲームセット。巨人の猛追をしのぎ切った。

 佐野が今季初の猛打賞となる3安打をマーク。ドラ1ルーキーの度会はノーヒットも、5回の第3打席は完全に打ち取られたゴロながら全力疾走。遊撃・門脇が悪送球する間に一塁を駆け抜けてセーフとなり(記録は遊撃失策)、チャンスを拡大。勝ち越しにつなげた。

 三浦監督は「よく踏ん張りました」と笑顔。守護神の山崎がベンチ外となった理由について「今日は森原でいくと決めていた。本人にも伝えていたし。よく踏ん張りましたよ、本当に」と称えた。

 ケイ降板後、5回から上茶谷を送り、7回まで3イニング続投。上茶谷は今季2勝目をマークした。「ボール自体も良かったし、打席のめぐりもありましたから。あそこでもう1人使うより『かみちゃ、頑張ってもう1イニングいってくれ』と。頑張ってもらいました」と意図を明かした。

 打線では、ここまで打率1割台と振るわなかった佐野が3安打の猛打賞。「正面をついてアウトになったり、ヒット出なかったりした場面もあったけれど、今日はしっかりヒットになってくれた。(これまでも)そんなに打率ほど悪くなかった。これでだいぶ気分も変わると思う」と“目覚め”を期待した。

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