天理大 7連覇へコールド勝利発進 阪神大学野球春季リーグ戦開幕

[ 2024年4月6日 12:47 ]

阪神大学野球2024春季リーグ戦第1節1日目 ( 2024年4月6日    ほっともっと神戸 )

開幕戦先発で5回1安打無失点の好投を見せた天理大・長野
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 阪神大学野球春季リーグ戦が開幕した。7連覇に挑む天理大は初回1死二塁、3番・天野航也(4年=報徳学園)が中前適時打を放ち先制した。2回にも1点を追加すると、4回には5安打を集中させ一挙7点のビッグイニングとした。なおも攻撃の手を緩めず13―0の7回コールド勝利を収めた。

 リーグ戦初先発の長野健大(4年=松商学園)は2回にヒット1本を許しただけで5回1安打無失点と好投した。「先発を言われたのはきょうでしたが、何となく投げるとは思っていたので準備はできていました」。昨年秋のリーグ戦は4年生にエース級が3人もいたため、長野はリリーフで3試合に登板して1勝1敗だったが「偉大な先輩に追いつけ追い越せの気持ちです」と、最上級生となり自覚も十分だ。入学直後に右肘のトミー・ジョン手術を受け、ブルペンに入れるようになったのは2年生の6月だったという。人一倍苦労してきただけに今季は「チームの優勝のために5勝はしたい」とエースの心意気を示した。

 今季から指揮を執る三幣寛志監督は「長野は予想どおりの投球をしてくれた。さすがです。選手たちは以外と落ち着いていたのでいいスタートが切れました」と、初戦快勝にホッとした表情を浮かべていた。

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