北京五輪の野球代表壮行会で法大OB「何で田淵が監督で星野が投手コーチじゃないんだ!」噛みつく

[ 2024年4月6日 20:32 ]

北京五輪の野球日本代表で監督を務めた星野氏(右)、田淵ヘッド兼打撃コーチ(中)、山本守備走塁コーチ(左)
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 通算474本塁打の田淵幸一氏(77)が、法大の後輩で阪神でもバッテリーを組んだ江本孟紀氏(76)の公式YouTubeに出演。北京五輪の野球日本代表の壮行会での裏話を明かした。

 2008年の北京五輪野球日本代表は監督を星野仙一氏が務め、田淵氏はヘッド兼打撃コーチ、山本浩二氏が守備走塁コーチを務めた。

 3人は六大学野球の同期だが、学生時代は人気も実績も田淵氏がズバ抜けていた。江本氏はそれを間近で見ていた。

 五輪に向けた壮行会を法大野球部が開催した。江本氏はスピーチで「何で田淵幸一が監督で(明大出身の)星野仙一がピッチングコーチじゃないんだ」と噛みついた。

 法大OBたちはみんな拍手していたという。

 江本氏は「俺たちの中では田淵幸一は大スターのシンボルだから」と力説した。

 田淵氏は「ありがとう」と感謝したが、「そりゃ法政OBは何が明治って言うよ。ところが人生はな、器ってもんがあるんだよ。俺は星野と付き合って何十年って経つけど、あれは本当の監督、指導者だよ」と、今は亡き親友を称えていた。

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