東海大が開幕戦勝利 田中助監督「何とかつなぐ」 長谷川監督復帰は4月18日予定

[ 2024年4月6日 16:10 ]

首都大学野球リーグ 第1日第3試合   東海大6―2城西大 ( 2024年4月6日    平塚 )

延長11回タイブレークの末、勝利した東海大(撮影・柳内 遼平)
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 首都大学野球リーグが6日、開幕し、東海大は延長タイブレーク11回の末、6―2で城西大を下した。

 飲酒強要と暴行があったとして3月7日から3月17日まで活動を中止。練習参加自粛処分中の長谷川国利監督に代わり、田中大次郎助監督が指揮した中、激闘を制した。

 東海大は、無死一、二塁から始めるタイブレークとなった10回表の攻撃を無得点で終了。裏の守備では無死満塁、絶体絶命のピンチを招くも無失点でしのいで11回へ。4番・森下晴貴外野手(4年)が右越えに走者一掃の二塁打を放つなど一挙4得点。11回裏の守備は無失点に封じて開幕戦の白星を勝ち取った。代理で監督を務めた田中助監督は「オープン戦では2分6敗くらいだったので初めて勝たせていただいた。凄くうれしい」と喜びに浸り、「選手たちがよく粘った。(リーグ戦に)出させていただけることに感謝し、自分たちのやれることをしっかりとやっていこうとした」とナインを称えた。

 長谷川新監督は4月18日まで練習参加の自粛で、最短の復帰は4月20日に予定されている第1、2週の第3戦予備日となる。それだけに田中助監督は「4連敗だけはしないように、何とかつないで渡したい」と思いを明かした。「寮の中の生活面においても変わってきた」と選手たちの変化を語る田中助監督。逆風の中、22年春以来の優勝を狙うリーグ戦が始まった。(柳内 遼平)

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