ロッテ・小島「コメントのネタがなさ過ぎて」…マウンドで実践「気合入れて投げます!」

[ 2024年4月6日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ1―0オリックス ( 2024年4月5日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>8回2死、太田に対し声を上げながら投げ込む小島(撮影・長久保 豊)
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 繊細かつ大胆。この日のロッテ・小島はそんな表現がピッタリの快投だった。

 チームで唯一、3年連続で規定投球回をクリアした左腕を吉井監督は高く評価する一方で「慎重になりすぎている」と指摘し、音楽に例えて「多少音が外れていても情熱を込めた勢いのある演奏の方が相手の心に響く」と諭したこともあった。

 もちろん本人も自覚。それでもかたくなに自分の理想とする投球を追い求め続けてきた。

 繊細で真面目な印象だが、今回の先発前日のコメントは「気持ち入れて気合入れて投げます!」。何か心境の変化があったのか尋ねると「毎年25試合とか投げるのでコメントのネタがなさ過ぎて、もう勢いで」と笑わせた。投球以上に言葉にも自信があふれているように感じた。(ロッテ担当・大内辰祐)

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