巨人 連続押し出し四球の松井颯は2軍再調整決定 ストライクゾーン内で勝負できず背信

[ 2024年4月6日 23:35 ]

セ・リーグ   巨人4―6DeNA ( 2024年4月6日    東京D )

<巨・D>5回、関根に押し出し四球を与えた松井(撮影・島崎忠彦)
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巨人がDeNAに本拠・東京ドームで連夜の逆転負け。2カード連続の負け越しが決まり、借金2の単独5位転落となった。2失策が失点に結びつくなど6失点。打線は相手の7安打を上回る9安打を放ちながらも4得点止まりと攻守がかみ合わなかった。

 3―2で迎えた5回。2番手でマウンドに上がった井上温大は先頭の石上に中前にはじき返されるとダイビングキャッチを試みた浅野が結果的に後逸。続く代打・松尾は空振り三振に斬ったが、1番・度会のゴロを門脇が悪送球で1死一、三塁に。2番・オースティンには四球を与え満塁のピンチを招くと、3番・佐野は右翼方向に飛球を打たれる。ここで丸がダイビングキャッチしたかに見えた打球はグラブをはじきポトリ。守備のほころびから再び同点に追いつかれた。

 井上は4番・牧を遊飛に打ち取ったところで3番手・松井颯に交代した。その松井が、2死満塁の場面でマウンドに上がると、宮崎、関根にまさかの連続押し出し四球を与えてしまい、この回3得点を許し2点を勝ち越された。

 試合後、阿部監督は「もう本人に聞いてくれない?」と厳しい言葉を右腕に投げかけた。就任時から投手陣には「困ったらど真ん中」と求めてきたが、ストライクゾーン内で勝負できなかった松井。右腕は出場選手登録を外れ、2軍再調整が決まった。

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