DeNA 今季初の3連勝で24年ぶり開幕3カード連続勝ち越し 度会無安打も逆転つなぐ全力疾走

[ 2024年4月6日 21:08 ]

セ・リーグ   DeNA6―4巨人 ( 2024年4月6日    東京D )

<巨・D>5回、遊ゴロ失策で出塁する度会(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは6日、巨人を6-4で下し、阪神戦から3連勝。貯金を4に伸ばして首位をキープし、69、73、00年に並ぶ球団最多タイの開幕からの3カード勝ち越しとなった。

 新助っ人左腕の来日初先発となったケイは4回5安打3失点。最速154キロの力強い直球を見せたが、初回に連続四球から先制点を献上した。

 打線は4回に佐野、牧の連打などで1死満塁とし、5番・宮崎の左中間適時二塁打で逆転した。

 しかし、ケイはリードをもらった直後の4回に逆転を許し、5回に代打をおくられて交代。来日初勝利はお預けとなった。

 それでも直後の5回の攻撃では2連続押し出し四球で再び逆転に成功。7回には宮崎が右中間適時二塁打を放ち、リードを3点に広げた。投げては2番手以降の上茶谷、ウェンデルケン、森原がリレー。9回には2点差に迫られ、1発出ればサヨナラの場面で4番・岡本和を迎えた。フライに打ちとり、巨人ベンチの前に上がった打球を捕手・山本がベンチに落ちそうになりながらなんとかキャッチしてゲームセット。ピンチをしのぎきった。

 佐野が今季初の猛打賞となる3安打をマーク。ドラフト1位ルーキーの度会はノーヒットも、5回の第3打席は完全に打ち取られたゴロながら全力疾走。遊撃・門脇が悪送球する間に一塁を駆け抜けてセーフとなり(記録は遊撃失策)、チャンスを拡大。勝ち越しにつなげた。

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