阪神・青柳　制球に苦しむも要所を締め6回3失点「チームが勝てたのでよかった」　打線の奮起に感謝

セ・リーグ   阪神7ー6ヤクルト （ 2024年4月5日    神宮 ）

＜ヤ・神＞　4回、球審の判定に思わず苦笑いする阪神・青柳　（撮影・須田　麻祐子）
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　先発した阪神・青柳は、6四死球と制球に苦しみながらも3失点で6回を投げ切ってクオリティースタート（6回以上、自責点3以下）を記録した。

　2点の援護をもらった直後の2回、村上、サンタナに連続四球を与えるなど、1死二、三塁のピンチを背負うと中村が運んだ中堅へのライナー性の飛球を近本が落球（記録は犠飛失策）。1点を返され、サンタナにも左前適時打を浴びたが、同点に追いついた5回1死一塁では昨季対戦打率.444、2本塁打と、苦手としている4番・村上を二ゴロ併殺に仕留めるなど、要所を締めて踏ん張った。

　3月29日の巨人との開幕戦では5回5安打3失点で敗戦投手となっており今季初勝利はまたしてもお預けとなったが、「チームが勝てたのでよかった」と味方の逆転劇に感謝した。