パワハラ行為で楽天退団の安楽がメキシコで登板 ヤンキース相手に9回の1イニング無失点でセーブ

[ 2024年3月26日 14:57 ]

9回に登板した安楽(AP)
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 メキシカンリーグのメキシコシティー・レッドデビルズに所属する元楽天の安楽智大投手(27)が25日(日本時間26日)、本拠地で行われたヤンキースとの親善試合で登板。1回無失点に抑え、セーブをマークした。

 安楽は8-5の9回にマウンドに上がると、先頭打者を四球で歩かせ、次打者には左前打を浴び無死一、二塁のピンチを招いた。それでも後続打者を見逃し三振、空振り三振に仕留め、二死までこぎ着けると、最後の打者を右直に打ち取り、1回を無失点に抑えた。

 安楽は後輩選手へのパワーハラスメント(パワハラ)行為で昨季限りで楽天を退団。今月上旬、レッドデビルズとの契約を発表した際には「改めてお詫(わ)び申し上げます」と当該選手、チームメート、ファンらに謝罪した。

 現役引退も考えたが周囲やファンの激励で現役続行を決意し、「全てに感謝し、もう一度野球と向き合い、全力で精進してまいります」とした。

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