【センバツ】山梨学院・吉田監督 創志学園・門馬監督との対戦に感慨深げ「1回戦は楽しくやれたけど…」

[ 2024年3月26日 19:35 ]

第96回選抜高校野球大会第7日   山梨学院4ー0創志学園 ( 2024年3月26日    甲子園 )

<山梨学院・創志学園>3回、追加点に喜ぶ山梨学院・吉田監督(撮影・中辻 颯太)
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 史上4校目の連覇を狙う山梨学院(山梨)は2回戦で創志学園(岡山)に4ー0で勝利。先発の津島(2年)が6回1/3を3安打無失点の快投。継投での零封リレーで逃げ切り、2年連続の8強進出を決めた。準々決勝では7年ぶりのベスト8進出を決めた健大高崎(群馬)と激突する。

 吉田監督は試合後、無失点リレーとなった投手起用について「(先発・津島を)引っ張りすぎないようにというのが今日の自分自身のテーマとして試合に入りました」と明かした。

 結果的に津島は7回途中3安打無失点と好投。1死一塁となったところでエース右腕・桜田(3年)を起用。桜田は毎回走者を背負いながらも味方の好守もあり、最後までスコアボードにゼロを並べた。

 津島については「何度もフルカウントになる場面が多くて、大丈夫かな?と心配することばっかりだったんですけど、なんとか0点で抑えたところに彼の成長を感じました」と評価。「ちょっと責任が大きい試合展開だったんで、その中でも想定以上に頑張ってくれたことがチームとして大きかったです」と称えた。

 注目が集まった敵将・門馬監督との“監督対決”には「1回戦は楽しくやれたんですけど、門馬さんって私と同じ境遇で違う学校で戦っている。前の学校を出て次の学校でやる苦労とか、大変さとか凄い分かるので。きょうは楽しいというより、俺もなんかそういうところを通ってきたなというのを感じながらやってましたね。プレッシャーの中でやっているんだろうなって」と感慨深げだった。

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