【センバツ】山梨学院・吉田監督「野球って不思議」 負傷交代の平野は「爪がはがれてしまった」

[ 2024年3月26日 19:18 ]

第96回選抜高校野球大会第7日   山梨学院4ー0創志学園 ( 2024年3月26日    甲子園 )

センバツ高校野球7日目<山梨学院・創志学園>3回、左手を負傷して交代となった山梨学院・平野は治療を終えて守備から戻るナインを出迎える(撮影・北條 貴史)
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 史上4校目の連覇を狙う山梨学院(山梨)は2回戦で創志学園(岡山)に4ー0で勝利。先発の津島(2年)が6回1/3を3安打無失点の快投。継投での零封リレーで逃げ切り、2年連続の8強進出を決めた。準々決勝では7年ぶりのベスト8進出を決めた健大高崎(群馬)と激突する。

 吉田監督は試合後、2回の守備で負傷交代となった遊撃手の平野(2年)について「もう爪がはがれてしまって、本人は出たいという強い思いがあったんですけど、ちょっとかなり出血もひどかったので…」とコメント。「よく頑張っていた生徒でしたがしょうがない…残念でしたね」と、選手の気持ちをおもんぱかった。

 試合は、その平野に代わって起用された岩城(2年)が決勝点となる先制適時打を放つなど勝利に貢献。吉田監督は「野球って不思議なもので代わった選手が先制のタイムリーを打つとか。全員で頑張ってきた中で代わった人にタイムリーが出るっていうのは、チームにとっては非常に価値がある1本になったかなと」と話した。

 9安打で4得点した打線については「2戦目ということもあったんですが、前半非常に集中力の高いベンチの雰囲気がありました」と振り返った。

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