阪神・中野選手会長きっぱり「優勝へ、チームは一体になっている」西宮・広田神社で必勝祈願

[ 2024年3月26日 13:00 ]

<阪神広田神社参拝>広田神社に参拝する(左から)中野、佐藤輝(撮影・須田 麻祐子)
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 連覇を目指す阪神が26日、西宮市内の広田神社で恒例の必勝祈願を行った。杉山健博オーナー、岡田彰布監督ら首脳陣と選手が参加。約140人のファンも激励のために境内に集まった。

 チームはオープン戦ではわずか3勝で最下位に終わったが、29日からの東京ドームでの開幕・巨人戦に、気持ちを切り替えて臨む。

 「アレンパ」の言葉も盛り込まれた祝詞をしっかり聞き届けた中野選手会長は「チームの目標が連覇なので、その連覇ということをしっかり胸に刻んだ。オープン戦では勝ちがつかなかったが、チームは開幕に向けて一体になっている。ファンの声援に応えるためにも連覇で恩返しをしたい」と今季にかける思いを語った。

 以下は中野の一問一答。

 ――毎年恒例だが、今年はどんなことを胸に秘めながら。
 「いや、もちろんチームが連覇するっていうところだけを考えて、今年のチームの目標はただひとつ連覇っていうところなので、そこの連覇っていうところをしっかりと胸に刻みながらいきました」

 ――チームの雰囲気は。
 「オープン戦でなかなかやっぱり勝ちっていうところには結びつかなかったですけど、チームの雰囲気としてはいい流れできてると思いますし、徐々に開幕に向けてチームが一体となっていくっていうのは改めて感じるところではあるので、この期間を経て、もう1回チームが一丸となるようにしっかりとやっていきたいなと思います」
 ――オープン戦はなかなか勝ちがつかずというところだったがチーム的にはそんなに影響もないのか。
 「そうですね。雰囲気的にもこう何も問題なくというか、まだ開幕してないっていうのもありますし。開幕したらもっともっと選手の気持ちがより勝つっていう意識に変わってくるかなとは思ってるので、あまり勝ち負けっていうところは意識はしてないです」

 ――今年は選手会長ということで、去年とは見える景色も少し違う。
 「そうですね。今までは後ろで見たりとか、前に出て何かをやるってことはあまりなかったので、少し今までと違ったような入り方ではありますけど、自分としてシーズン始まったらもうやるべきことが変わらないと思ってるので、しっかりとチームをまとめられるような、周りを見ながらやっていきたいなと思っています」

 ――いよいよ開幕ですが、改めてどんな1年にしたいのか。
 「昨年同様、たくさんのタイガースファンの方が球場に足を運んで応援に来てくださると思うので、そういった方々の声援に応えるためにも、しっかりと連覇っていうところで恩返しできるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」

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