【センバツ】ヤクルト川端を親戚に持つ明豊芦内は1安打も無念 練習を見た際の衝撃も語る

[ 2024年3月26日 19:55 ]

第96回選抜高校野球大会第7日・2回戦   健大高崎4―0明豊 ( 2024年3月26日    甲子園 )

<高崎健康福祉大高崎・明豊>高崎健康福祉大高崎・高山(右)と握手をかわす明豊・芦内(撮影・平嶋 理子)
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 明豊は準優勝した21年以来となるベスト8進出を逃した。

 高校通算16本塁打の6番、芦内澄空(そら=3年)は1安打を放ったが、チームは悔しい結果に終わった。19日の1回戦・敦賀気比戦では3打数無安打。試合後に前チームの主将だった西村元希さんから連絡を受け「表情が硬い。もっと楽しんでいけ」と言われ、吹っ切れることができたという。

 初回、6回は野選で失点した。三塁手の視点としてゴロゴーのシチュエーションで「先の塁しか見ていないチャレンジ精神が凄いなと思って。(6回の場面も)一歩目が速かった。そこは見習わないといけない」と刺激を受けた様子だった。

 昨年までに1086安打を放っているヤクルトの川端慎吾内野手(36)を親戚に持つ。小6時に、ヤクルトの2軍の本拠地、戸田球場で練習する姿を見たことがある。「テレビで見るより体がでかいと思って。サイズ、厚みにまずはびっくりしました」と今でも印象に残っている。芦内の夢も同じプロの世界でプレーすること。「目指している舞台で戦っている選手ではありますし、第一線で戦っている。目標にしています」と目を輝かせた。

 今夏の大分大会は4連覇がかかる明豊。芦内にとっても最後の夏だ。「打の明豊と言われて打てなかった。もっと確率性、力強さもそうですし、もっとチャンスで1本を磨いてやっていきたい」と誓った。

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