山本由伸 まさかの自己最短1回5失点降板で初黒星 “メジャーの洗礼に”「なるべく早く切り替えて」

[ 2024年3月21日 23:00 ]

ナ・リーグ   ドジャース11ー16パドレス ( 2024年3月21日    高尺スカイD )

<ドジャース・パドレス>ベンチ内の大谷と山本(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が開幕2戦目となる21日のドジャース戦に先発。初回からパドレス打線に捕まり、1回4安打5失点で降板した。

 先頭のボガーツに初球96・6マイル(約155・4キロ)直球を捉えられ、二遊間を破る安打を許した。続くマチャドには死球を与え、3番・クロネンワースにはスプリットを右翼線に運ばれ、先制の2点三塁打を浴びる。わずか9球で2点を失った。

 さらにマチャドにも四球を与え、無死一、三塁からキム・ハソンに中犠飛を許すなど、この回5失点。不本意な内容に、こわばった顔を崩すことなく、ベンチへと引き揚げた。「立ち上がりからコントロールがうまくできずピンチを広げてしまい、そこから失点につながってしまったので、今日の試合を振り返って、なるべく早く切り替えて次の試合に向かっていきたいです」と振り返った。

 これまで先発時の最短降板はルーキーイヤーの2017年10月9日ロッテ戦(ZOZOマリン)での4回で、1回は自己最短。さらに1イニング5失点は同戦と18年9月19日楽天戦(京セラドーム)に並ぶ自己ワーストタイとなった。

 1回5失点で初黒星を喫し、防御率は45・00。不本意な内容でのキャリアのスタートとなったが「試合に負けてしまったという悔しさは凄く大きいし、責任も感じています。シーズンもまだ長いですし、これからいいピッチングをしてチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」と前を向いた。

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