パドレス・松井 大谷翔平との対決「すごい“気”が出ていました」“1球斬り”も「球場が広くて助かった」

[ 2024年3月21日 23:42 ]

ナ・リーグ   パドレス15-11ドジャース ( 2024年3月21日    高尺スカイD )

<ドジャース・パドレス>大谷を右飛に打ち取ったパドレス・松井(撮影・光山 貴大)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が開幕2戦目となった21日のドジャース戦に、4番手で登板。2試合連続無失点だった。

 ハイライトは7回1死一塁。打席に大谷を迎えた場面で、救援のマウンドに上がった松井は試合後に「どこに投げていくか頭に入れて、翔平さんということはそんなに意識しないようにしました」とマウンドに上がった心境を振り返った。

 メジャーデビュー2戦目で早くも実現した日本人対決。初球の137・2キロの低めスライダーをわずかに詰まらせて右飛。軍配は松井に上がったが、「打球速度も速いですし、角度も持っているので、ちょっと行ったかなと思いました」と肝を冷やしていた。

 わずか1球で仕留めた左腕は「アウトに取れたので良かった。ホームランバッターですし、思ったところよりも浮いて高くいってしまったので。今日は球場が広くて助かりました」と球場の広さに感謝。それでも「いや、もう、ホームランバッターなので、すごい“気”が出ていました」と大谷の凄さを肌で感じ取ったようだった。

 続くフリーマンには右前打を許し2死一、二塁。ここでスミスに高めを中前打にされ、1点を奪われたが、なお2死一、三塁のピンチではマンシーを147・1キロ直球で一邪飛に仕留め、大きくガッポーズを見せた。松井に失点はつかなかった。

 前日の第1戦は4番手で打者3人に対し、1四球を与えたが1三振を奪い無失点だった。

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