松坂大輔氏「松井投手は相当ヒヤッとしたと思う」 大谷VS松井の大興奮“1球勝負”を解説

[ 2024年3月21日 23:25 ]

ナ・リーグ   ドジャース―パドレス ( 2024年3月21日    韓国・ソウル )

松坂大輔氏
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 スポニチ本紙評論家の松坂大輔氏(43)が21日、テレビ朝日系「報道ステーション」に生出演。2日連続の日本人対決となった大谷VS松井について振り返った。

 試合前に想定外の事態も起きた。大谷の通訳を務める水原一平氏が、「巨額の窃盗の疑い」で20日付で球団から解雇された。水原氏は山本の通訳としてもベンチ入りする予定だったが、直前でデータ分析担当のウィル・アイアトン氏に変更となった。

 大谷はこの試合5打数1安打1打点を記録。松坂氏は「惜しい当たりが何本もありましたけど、微妙にタイミング崩されたりしていた」と回顧した。

 そして8-12で迎えた7回1死一塁の場面で大谷に打席が回ると、パドレスのマイク・シルト監督がベンチを出て「投手・松井」を告げた。ダルビッシュ有投手に続き、開幕カードで2日連続で実現した日本人対決に場内は大いに盛り上がった。

 その注目の対戦で初球はスライダー。大谷は積極的にスイングを仕掛け角度良く打ち上げたが、打球は右翼フェンス手前で右翼手のグラブに収まった。

 松坂氏は「松井投手は大谷選手の仕掛けが早いのは、もちろん頭に入ってると思うので初球から勝負のつもりで投げたと思うんですけど、音はそこまで良くなかったんですけど、それでもスタンドまで持っていく力があるので、松井投手は相当ヒヤッとしたと思います」とファンが大興奮した1球勝負を振り返った。

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